紫陽花のころ・・ (vol. 95) 2004/6/16 涼しげな面差しと
風に揺れるセーラー服
淡い記憶の中の小さな君よ

恥じらいの眼
小さく綻ぶ口元

少女の姿見せて
古き思いを偲ばせる

両側に咲き誇る紫陽花の
学生たち通う朝の道

遠い日々呼び覚ましては
あなたの優しい姿思い出す

いつかの万華鏡が
重なり合いながら
記憶を映し出し
古きその絵に色を付ける
*Thanks*
photo by 自然いっぱいの素材集