キミに逢いたい (vol. 92) まばゆい光線のかなた
瞬時にキミの姿見つけた
いつものように

少しだけの白い笑顔と
少しだけの横向きの影

いつかキミの恋話黙って聞いた
いつかキミの詩涙で読んだ
いつか・・・・

キミの来なくなったこの部屋は
渇いた思い出だけが無機質に彷徨い
ドアは空しく開けられたまま

この光溢れる空の下
ワタシの声は届かない
キミの声も聴こえない

まばゆい光線のかなた
瞬時のキミは
幻の空に消えた

もう・・・
探すことはしないけど
願いだけは届くかな

もう一度・・・

キミに・・・ 逢いたい
2004/6/3
*Thanks*
photo by おしゃれ探偵